画像:ワールドリソース(委託販売)
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リディア エレクトラム 1/3スタテル(NGC Ch XF 鑑定済み)
850,000円 (2026年8月26日時点)
この品の見どころ
- 「世界最古級の鋳造貨幣」を生んだリディア王国の一枚
- 川から採れる自然合金エレクトラム(琥珀金)製、重さ約4.72g
- 第三者鑑定機関NGCの鑑定済み(Choice XF)で真贋・状態を保証
- 「貨幣とは何か」の出発点に置かれる、資料性の高い一枚
| 分類 | コイン |
|---|---|
| 発行地域 | リディア(古代アナトリア) |
| 発行年 | 紀元前610〜546年頃 |
| 素材 | エレクトラム(琥珀金) |
| 重量 | 約4.72g |
| サイズ | 約12mm |
| 鑑定 | NGC Choice XF (Strike 4/5, Surface 4/5) |
| 鑑定番号 | NGC 6654292-006 |
貨幣の歴史は、この国から始まった
リディアは、現在のトルコ西部にあった王国です。紀元前7世紀末から6世紀にかけて、国家が価値を保証する「鋳造貨幣」を世界で初めて本格的に用いた地とされています。それまで金属のやり取りは、取引のたびに重さを量る必要がありました。一定の重量と品位を刻印で保証するという発想が、この地で生まれます。本品は、その黎明期にあたる紀元前610〜546年頃の一枚です。
「琥珀金」と呼ばれた素材
素材のエレクトラムは、金と銀が自然に混ざり合った合金で、日本語では琥珀金(こはくきん)と呼ばれます。リディアの都サルディスを流れるパクトロス川の砂金が原料になったと伝えられ、金の深みと銀の淡さをあわせ持つ独特の色合いが特徴です。
1/3スタテルという単位
古代世界の基準額面がスタテルで、本品はその3分の1にあたる「トリテ」です。重さは約4.72g、直径はおよそ12mm。手のひらに乗る小さな金属片ですが、額面を分割して流通させる貨幣制度が、すでにこの時代に機能していたことを物語ります。
状態と鑑定について
第三者鑑定機関NGCにより Choice XF(打刻4/5・状態4/5)と評価され、鑑定番号は6654292-006です。裏面には、この時代ならではの打刻(インキューズ)の痕跡が残ります。鑑定票には、製造時に生じた地金の欠け(フランフロー)の注記があります。真贋と状態が第三者機関によって保証されている点は、古代コインを安心して手にするうえで大きな意味を持ちます。
コレクションにおける位置づけ
古代コインは種類が膨大ですが、その源流をたどると必ずこのリディアのエレクトラム貨に行き着きます。「貨幣とは何か」という問いの出発点に置かれる一枚であり、コレクションの核として、また歴史を語る実物資料として、象徴的な存在です。
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