品位とは
品位とは、貴金属の純度を表す指標です。金と銀で表し方が異なります。
金は24分率(カラット)
金の純度は24を基準とした比率で表します。純金が24カラットです。
| カラット | 純度 |
|---|---|
| 24カラット | 100% |
| 22カラット | 91.7% |
| 18カラット | 75% |
| 14カラット | 58.3% |
| 9カラット | 37.5% |
銀は千分率
銀は1000分のいくつかで表します。
| 表記 | 純度 | 名称 |
|---|---|---|
| 999 | 99.9% | 純銀 |
| 958 | 95.8% | ブリタニア・スタンダード |
| 925 | 92.5% | スターリングシルバー |
| 800 | 80% | — |
刻印の「925」は、その銀がスターリング規格であることを示します。残りは主に銅などの合金です。
なお「.925」は「92.5%以上」という下限規格であって、実測値そのものではありません。
カラットの二重の意味に注意
日本で最も混乱を招く点です。
- carat / karat(金の純度)— 24分率
- carat(宝石の重量)— 1カラット=0.2g
英語では同じ綴りですが、**まったく別のものです。**日本語では前者を「K18」のように表記し、後者を「カラット」と呼び分けることが多いため、英語表記の資料では特に注意が必要です。
「22金は24金より劣る」わけではありません
もうひとつの誤解です。貨幣における22金は、流通による摩耗に耐えるための必然的な設計です。
ソブリン金貨やクルーガーランドが22金なのは、実際に使われる通貨として設計されたためです。
この22金の合金規格は「クラウンゴールド」と呼ばれ、イギリスの貨幣規格として長く用いられてきました。額面のクラウンとは無関係の用語です。
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