地・図柄・図像型とは
コインの各部には、それぞれ呼び名があります。オークションの説明文を読むうえで必要になる用語です。
3つの基本用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 地(フィールド) | 図像の背景となる余白の部分 |
| 図柄(デバイス) | 表または裏の中心的な意匠 |
| 図像型(タイプ) | コインの中心的な主題・モチーフ |
「タイプ」は分類名ではありません
日本の読者が誤解しやすい点です。
「タイプ」というと分類上のカテゴリー名を連想しますが、貨幣学ではコインの中心的な図案・モチーフそのものを指す専門用語です。
たとえば「聖ジョージ・タイプ」といえば、聖ジョージと竜の図柄を持つコインを意味します。
地の状態が評価を左右します
地(フィールド)は評価上とても重要です。
「地に傷がある」という記述は、コイン全体ではなく背景部分の状態を指しています。
表と裏の決まり方
手打ちの時代には、下型(金床側)で打たれた面が表面、上型(槌側)で打たれた面が裏面とされました。
表面には、より重要な銘文や統治者の頭部が置かれるのが通例です。なお裏面側の極印は、打撃の衝撃でより頻繁に割れたとされます。
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